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平成23年第3回定例会(第4日 9月22日)

  • "老人保健特別会計歳入歳出決算"(/)
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  1. 時津町議会 2011-09-22
    平成23年第3回定例会(第4日 9月22日)


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    平成23年第3回定例会(第4日 9月22日)               平成23年第3回定例会 (平成23年9月22日)  出席及び欠席の状況  出欠議員の氏名   出席15名   欠席 1名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   川 原 貴 光  出    9   新 井 政 博   出     2   濱 﨑 幸 徳  出   10   山 上 広 信   出     3   吉 川   勝  出   11   辻   和 生   出     4   山 口 一 三  出   12   矢 嶋 喜久男   出     5   浜 辺 七美枝  出   13   浜 田 孝 則   出     6   中 原 裕 子  出   14   川 口 健 二   出     7   山 下 しゅう三 出   15   相 川 和 義   出     8   山 脇   博  出   16   水 口 直 喜   欠 議会事務局
      事務局長    早瀬川   康   補助職員      竹 馬 真 人 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       平 瀬   研   国保・健康増進課長 溝 上 辰 雄  副町長      吉 田 義 德   高齢者支援課長   永 尾 和 敏  教育長      神 近 孝 司   建設部長      濵 中 芳 幸  総務部長     浦 川 裕 水   区画整理課長    椎 葉 徳 雄  総務課長     森   達 也   都市整備課長    吉 岡 勝 彦  企画財政課長   田 口 房 吉   産業振興課長    吉 川 忠 彦  情報管理課長   岩 永   勉   水道局長      扇   好 宏  税務課長     小 森 康 博   上下水道課長  福祉部長     山 口 弘 隆   会計管理者     森   高 好  住民環境課長   前 田 純 孝   教育次長兼長崎国体推進室長                               島 田 静 雄  福祉課長     請 田 和 則   学校教育課長    太 田 達 也  保育所長     扇   美智子   社会教育課長    蒔 添 浩 明 議  事  日  程                    開  議      議案審議 日程第 1 議案第44号 一般職の任期付職員の採用に関する条例 日程第 2 議案第56号 平成22年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 3 議案第57号 平成22年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認              定について 日程第 4 議案第58号 平成22年度時津町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定に              ついて 日程第 5 議案第59号 平成22年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の              認定について 日程第 6 議案第60号 平成22年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に              ついて 日程第 7 議案第61号 平成22年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の              認定について 日程第 8 議案第62号 平成22年度時津町水道事業会計決算の認定について 日程第 9 議案第63号 平成22年度時津町下水道事業会計決算の認定について 日程第10 議案第64号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について(時              津町日並郷) 日程第11        所管事務調査について(議会運営委員会) 日程第12        所管事務調査について(議会広報編集特別委員会) 日程第13        所管事務調査について(総務文教常任委員会) 日程第14        議員の派遣研修会等の報告について 日程第15        議員の派遣について                   閉議、閉会               (開議 午前 9時30分) ○副議長(相川和義君)  開会前に報告いたします。  吉武上下水道課長が公務のため、本会議を欠席する旨の報告があっております。 ○副議長(相川和義君)  ただいまより、本会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。              ~日程第1 議案第44号~ ○副議長(相川和義君)  日程第1、議案第44号、一般職の任期付職員の採用に関する条例及び日程第2、議案第56号、平成22年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定についての2件を一括議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(浜田孝則君)  それでは、総務文教常任委員会の報告をいたします。  議案第44号、一般職の任期付職員の採用に関する条例であります。  担当課の説明を受けた後、質疑を行っております。  あと、子細につきましては、そこに記載のとおりであります。  質疑に入りまして、今年度における採用職員には、給与の諸手当は支給されるのか、ということでありますが、本来の職員と同様に支給されるということであります。  また、どの業務に採用を考えているのかについては、国体の事務、保育所における保育士の採用を予定しているとのことであります。  次に、退職予定の管理職者には、本制度を採用しないのかについては、別制度として、再任用制度があるということであります。  定数条例の改正はなぜか。突発的な職員の採用に対応するためである。職員の増員は基本的には退職補充で補うということであります。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論として、本町は、従前から職員定数を抑えている。今後は、本条例を事業課等に活用することを期待し賛成する。  2つ目に、ファイリングシステム、IT化等により、事務の効率化が図られたが、人員不足には対応できていない。本条例を十分に活用してもらうことを期待して賛成とする。  採決に入りまして、議案第44号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  それでは、総務文教常任委員会に付されました議案第56号、平成22年度時津町一般会計歳入歳出決算の認定について、審査経過及び審査結果については、お手元に配付の報告書のとおりであります。  質疑の要点について、報告させていただきます。  まず最初に、総務課・選挙管理委員会であります。  地デジ化は全部終わっているのか、については、公共施設は完了している。  次に、消防団を中心に、各地域で大雨時の避難誘導の作成を具体的にやる必要があると思うが、については、分団長研修を佐賀市の水防センターにて行い、実務や講義を受講する予定であるとのことであります。  次に、情報管理課。  電算委託料の内訳について、主に法改正に伴う全8項目のプログラム改修の委託料は。委託先につきましては、下に記載のとおりであります。  次に、企画財政課です。  もっと投資的事業を推進する工夫ができないか、については、限りある財源を効率的に運用するよう努めている。  次に、本町の事業スタートは遅いのではないか、については、補助金や交付金の決定通知もしくは内示がなければ事業に着手してはならないというルールになっているとのことであります。  次に、税務課です。  三位一体改革による変更は。  三位一体改革により税源移譲になったのは個人住民税であります。  次に、滞納処分状況の推移で処分件数が平成21年度から22年度に倍になっているが、その理由については。  これは、法律を積極的に利用して迅速に整理した、とのことであります。  次、保育所に入ります。  職員数は何名か、については、正職員7名、臨時職員5名、臨時保育士5名、非常勤保育士3名、非常勤調理員2名、ほかにパート職員がいるとのことであります。  次、福祉課に入ります。  平成22年度の待機児童数は、については、希望を1カ所にしている方を除けばゼロとのことであります。  障害福祉サービス手話サービスの件数が2倍になっているが、については、対象者の個別事案により、手話通訳・要約筆記の派遣件数がふえたことによる、とのことであります。  次に、健康増進課であります。  献血件数が前年度比で増加しているが、主な要因は何か、については、大規模店舗の協力を得ることができ、来客者の献血協力により大幅に献血件数が増加したということであります。  人工透析患者は頻繁に通院する必要があります。交通費の助成は考慮できないか、については、これにつきましては、話を持ち帰り、改めて協議をしたいとのことであります。  次に。高齢者支援課であります。  緊急通報体制整備事業の実績は、について、利用者は130名程度。月に1件あるかないかの件数であるとのことであります。  この事業には、県・国の補助があるのか。
     これは、町の単独事業である、とのことであります。  住民環境課であります。  し尿処理は順調にいっているのか、維持管理は業者に委託しているのか、については、順調である、維持管理は㈱協環に委託している、とのことであります。  次に、社会教育課。  カナリーホールの屋根の部分の緑地改修はどうなっているのか。  基本設計に基づき、工事費を計上する予定である。基本設計については早急に着手したい、とのことであります。  次に、学校教育課。  町単独補助金の中に鳴北中学校の遠距離通学費があるが、交付基準はどうなっているのか、については、子々川地区を対象として遠距離通学の補助をしている。対象者は13名であります、とのことであります。  次に、心の教育相談の内容については。  これにつきましては、相談内容はさまざまである。人間関係や恋愛などの思春期特有のものが多い、ということであります。  次に、会計課であります。  預金の運用金利は幾らですか。  これは、1,000万円以上の場合、1年定期で0.04%となっている。  次に、都市整備課。  西時津ニュータウンの住民から、公園に時計を設置してほしいと要望があっているが、につきましては、自治会とも協議したいと考えている、とのことであります。  次に、町営住宅使用料滞納分の徴収対策はどうなっているのか、外部委託はできないのか、につきましては、徴収対応は職員が行っている。どうしても徴収ができない場合には、明け渡しや訴訟も検討している。そのほかに、外部委託できるか確認をしたい、とのことであります。  次に、区画整理課であります。  区画整理は順調にいっているのか。  国庫補助金の内示がつけば順調にいくと思う。  町の持ち出し分はどのくらいか、について、約2億円を考えている、とのことであります。  続きまして、産業振興課農業委員会であります。  イノシシのワイヤーメッシュさくの設置を広域で取り組めないか。  広域の有害鳥獣対策協議会が組織されているので検討をしたい、という答弁でありました。  次に、議会事務局・監査であります。  中国交流事業について代表監査委員にも参加いただいた。監査委員からの視点で実際に事業内容の確認をすることができ、参加する効果は十分あったと思う。今後についてはどう考えているか、につきましては、来年度は老人クラブによる韓国視察に参加していただきたいと考えており、予算要求をしたいと思う、ということであります。  議会については、特にあっておりません。  最終日に三役への質疑を行っております。  まず最初に、町長であります。  社会福祉協議会の会長職問題についてであります。これにつきましては、社会福祉協議会の中にひまわり園とたんぽぽがあり、会長と町長の切り離しがスムーズにいかない状況があった。早急に検討しなければならない組織上の課題である、ということでありました。  続きまして、広域の有害鳥獣対策協議会がスタートしたと聞くが、首長として大々的に全面的に取り上げるべきではないか。  これに対しましては、他市町との連携についても大々的、全面的に、できることからやっていきたい、ということであります。  次に、都市公園内の遊具設置に関する基本的考えについてであります・  使用状況などを調査し、地元と調整している。  夏祭りの設備、これは大型テントについてであります。  今後、夏祭りのあり方も含め、検討させていただきたい、とのことであります。  都市計画マスタープラン委託料は高いのではないか、につきましては、マスタープランはいろいろな調査を行い、しっかりした資料を整え、作成されている。他市町を調査し、参考にしながら予算化しており、特に高額な経費とは考えていない、ということであります。  次に、教育長です。  カナリーホール屋上緑化改修についてであります。  緑化するかしないかも含め協議しながら、早急に着手したい。  災害避難施設も兼ねている体育館のトイレ設備については、ということに対して、避難場所として使用する際の学校施設利用計画が必要だと思う。あわせて災害対応マニュアルの見直しも必要だと考えている、ということであります。  教育現場の教師のモラルと指導及び対応については。  罰だけでは解決しない。コンプライアンスの確立が重要であり、教育公務員としてどうあるべきか、教員の職業倫理としての意識改革が必要であり、教員を育てるということもしていかなければならない、ということでありました。  校舎敷地内の手入れについてであります。  これは、教員だけでなく、児童・生徒を含め、取り組む必要があるという答弁でありました。  次に、討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論として、2市2町の有害鳥獣対策協議会が組織され、今後の広域的な取り組みに期待をする。  苦しい財政の中で、区画整理が工事着工することができた。平成23年度も良好な予算執行を期待し賛成意見とする。  採決に入りまして、議案第56号は、全員異議なく認定すべきと決しました。  以上であります。 ○副議長(相川和義君)  以上で、委員長の報告を終わります。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、1件ごとに討論、採決を行います。  まず、議案第44号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第44号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第44号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  2番、濱﨑君。 ○2番(濱﨑幸徳君)  ただいまの委員長報告について、賛成意見を述べさせていただきます。  議案第56号、平成22年度時津町一般会計歳入歳出決算審査の結果、22年度は実質収支比率5.6%、5%を上回っておりますが、大変良好な財政運営をされており、努力されていると思っております。  特に、税務課の税滞納者への取り組みはすばらしく、21年度の2倍以上の処分件数になっており、これからも努力していただきたいと思っております。  しかしながら、我が町には、今のところ大きな災害は発生しておりませんが、台風12号、15号のように、いつ発生するかわかりません。そのためにも、一刻も早く学校の体育館を初め、避難所の整備を早急にしていただきたいことを要望いたしまして、議案第56号を委員長報告のとおり賛成いたします。 ○副議長(相川和義君)  ほかにありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  議案56号に賛成する立場で討論させていただきたいと思いますけども、委員会で、ただいま委員長が報告のとおり、89億9,000万円という決算額の中で、繰越明許費の繰越額を加えれば、100億円を超えるという大きな予算になりました。39年前を思うと、本当に夢みたいな数字でございます。そういう面では、若干監査委員から指摘があってますのは、経常収支比率で、少し高いんじゃないかと、やっぱり心して今後財政運営に当たってくれという希望的な意見が述べられております。あとは大体、よその町村は具体的には知りませんけども、私の知るところでいけば、財政的にはかなり厳しい中にも、ゆとりあるとはいいませんけども、十二分な財政運営を的確にやってこられたんじゃないかなという意味で、私は、よく町長以下、頑張って執行に当たってくれたなと思っております。  それとですね、この22年度の決算を見てもそうでございますけども、今回、御承知のとおり、町長が勇退をされると表明されました。それでちょっと、わがままを言わせてもらいますと、この12年間の決算もしてみたいなと思っております。12年間という長きにわたって御苦労いただいた。その中で、過去、私もいつも申しますとおり、私が当選したときは一瀬英一郎町長です。次に森山町長です。浦瀬町長が若干です。塩見町長12カ年、そして平瀬町長の12年の中で、私は8カ年つき合いをしてきたつもりです。そういう中からいきますと、非常に厳しい予算を、財源を、そのまま塩見町政から引き継がれたと。特に重荷になったのが、文化ホールであったと思います。カナリーホール。これに対して、やはり賛否両論あったわけでありますけども、最終的には、平瀬町長のもとで、手を打たれたということでございました。そういう厳しい財政の中での、やりくり算段カナリーホールの借金を早く返さんと、皆さんが期待する区画整理事業、第2区画整理事業、元村、浜田地域、小島田の一部ですね、手をつけきれんようになると。定年で辞めていった人の中には、このままじゃ区画整理は絶対できないと、時津町の将来は財政破綻すると、私に言い切った人もおります。  しかし、それをそうさせんがために、町長を中心として一丸となって、精いっぱい努力してこられたと。恐らく、次の町長はどなたになられるかわかりませんけど、当然平瀬町長の財政に伴う改革と申しますか、これは絶対守ってもらわなければいけない大きな問題であろうと思います。どんな事業をしようが、まず、財政が大事でありますから、その財政を基調として、改革をしてこられた。それが事業仕分けです。今ようやく、民主党政権事業仕分けというのが華々しく言われておりますけど。長崎県もそうです。本当に先駆けて平瀬町長はこれに取り組まれた。これは高い評価をやはりすべきでありますし、私はそれを十二分に認めております。  それと、特に、町内の道路、排水、側溝ですね、これが地区内の道路改良、地区間のアクセス道路改良ということを積極的にやっていただいた。これも私は、全町的に回る機会が多いですから、聞いてみると大変歓迎されて喜ばれております。やはり、地域の反映の基盤は道路であり、河川であり、排水溝であるなということを十二分に私は認識いたしました。そういう面でも高く評価したいと思います。  それから、命と財産を守るという意味で、かつて57年の7.23、日並で急傾斜、山が崩れ、野田で崩れ、そして死亡者が出ました。若い人とお年寄りです。そういう方々をなくそうという町長の思いが、急傾斜対策で、積極的に防災工事に普請してこられたということも、私はすばらしい結果であったということで、これも高く評価しております。  次に、時津中学校の体育館。直近ではですね。体育館を若干広めにしていただいた。子供たちも明るいと喜んでおります。私たちも行ってみて、非常に明るいことを喜んでおります。それにあわせて、どうしてもテニスコートをつくらざるを得ないということで、立派なテニスコートがほぼでき上がったようです。このテニスということで言いますと、塩見町長時代からの荷物で、テニス協会の皆さんから私も強く要望されておりました。時津町は直接的な直営のテニスコートはまだ手をつけてませんけども、それにかわる三菱電機のテニスコート専用コート、これを活用してもらおうということで、町長にお骨折りいただいた。これも実現しております。  もろもろ言いたいことはまだまだありますけども、幼児対策、あるいは児童対策では児童館を全部、小学校校区でつくっていただきました。学童保育所もよくなっております。  そういうことで、本当にこの厳しい財政で、相当苦労されたなということはわかりますし、今、議会でも問題になっておりまして、この1年ぐらいでようやく落ちつきましたけども、待機児童の問題、これもいろいろありましたけども、西時津に、片峰地区に自由の森保育園が開設されて、一気に待機児童が減ったと。今年度は今のところはゼロであるということを言われておりますけども、そういう、もろもろのことについて精いっぱいやってこられました。  特に苦労されたのが、この衛生組合を長与と2町でつくって、専用の可燃ごみの焼却場をつくろうという取り組みをやってこられた。おとといですか、町長も出席されて、地権者の皆さんからも大変惜しまれたそうでございますけども、実はきのう浜野副町長と会いまして、長与に行きまして、いろいろ聞きました。  本当にそういう問題もいろいろあっておりましたけども、解決が99%間違いなかろうと、そして契約も間もなくであると。県税事務所との事前協議もほぼ終わったということでございます。そういう、すべきことはしてきた、そして、あなたじゃなければできなかったこともやってこられたと、私はそのように思っております。特に、役場の職員、6班に分かれておるんですか、構成して、役場の前からずっと都市街路の清掃、これは今までなかったし、実は、長与町とそういう話をしましたら、恥ずかしいと、うちはそういうことしよらんもんなということを部課長も言いましたし、町長も認めております。よそができないことをあなたはした、それだけのリーダーシップを持っておったということです。ぜひ、そういう面からすると、今後どういう人がなろうが、平瀬町長の一つの哲学、あるいはそういう政策理論、あるいは行政に対応する姿勢、これをやっぱり、どういう町長になろうがやっていただきたいなと、ぜひ、ここにお座りの理事者側の部課長初め、この血は受け継いでいただきたい。神崎花園もそうですね。これも皆さん方のボランティアであれだけの公園ができた。もちろん地主である三山様の御了解、御理解があってのことですけどね。  ぜひひとつ、この血は絶対受け継いでいただきたい。私はどなたが町長になっても、これは議会からまた強く要求していきたいというふうに思っております。  まあひとつ、そういうことで、12年という間、長い仕事、任期であったと思いますけど、最後には、あなたが出席して、つい先日、重要課題であった第2区画整理、これにもあなたは実際手をつけられたということで、あなた自身も思い出深い12年間であったろうと思います。家庭を、ある意味では犠牲にしてのことであったと思います。ぜひひとつ、今後、命のあらん限りは、奥様を大事にされて、御家族を大事にして、少しでも家族から喜ばれる主人になって、全うしてもらえればありがたいなと。  それと最後に言います。せんだって委員会で要求いたしました。指定管理者制度にともなって、平瀬町長が平瀬会長に委託している。どうしてもこれはおかしい、これは変えるべきだと。そこで私があなたに勧めたいのは、12年の中で、福祉政策に精通している、その知識、今までの経験で、福祉協議会の会長としてぜひ就任していただきたい。そして、新たな町長から指定管理者制度によって事業を委託してもらうと。  これを最後に、特にお願いして、自分のことだからというのもありますでしょうけども、私はこの議論の中ではっきりとそれを指摘しております。ぜひひとつ、福祉協議会の会長として、あなたが御就任いただいて、新たな町長、委託者と、円滑に、円満に、福祉行政をもっともっと細かく進めていただければありがたいということを付して、賛成いたします。御苦労さまでした。 ○副議長(相川和義君)
     ほかに賛成討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第56号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第56号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は認定されました。  ~日程第3 議案第57号・日程第 4 議案第58号・日程第5 議案第59号   日程第6 議案第60号・日程第 7 議案第61号・日程第8 議案第62号   日程第9 議案第63号・日程第10 議案第64号~ ○副議長(相川和義君) 日程第3、議案第57号から日程第10、議案第64号までの8件を一括議題とします。  本案について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(山脇 博君)  皆さん、おはようございます。  私、ちょっとのどの調子が悪いもんですから、副議長のお許しをいただいて水を置いております。途中でお見苦しい点があるかと思いますけど、お許しをいただきたいと思います。  それでは、平成23年第3回定例会におきまして、産業厚生常任委員会に付託されました議案の審査が終了いたしましたので、会議規則第77条の規定により御報告いたします。  まず、議案第57号、平成22年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。  委員会の審査日、委員会の出席状況、説明のために出席した者の氏名は、お手元に配付のとおりでございます。  審査方法といたしまして、担当課の説明を受け、その後質疑を行いました。  まず、税務課の説明でございます。  歳入に占める国保税の割合は、平成21年度の16.94%から16.58%へ減少している。これは、景気低迷による所得額の低下や、途中退職者の国民健康保険への流入が原因と考えられる。  国保税の現年度分の収納率は、平成21年度の89.57%に比べ、平成22年度は91.88%と2.31ポイント増加している。滞納分の収納率も平成21年度の16.00%に比べ、平成22年度は17.09%と1.09ポイント増加している。合計では、平成21年度の69.09%に比べ、平成22年度は69.55%と0.46ポイント増加している、ということであります。  質疑に入り、不納欠損や収入未済の額とその原因は。  答弁といたしまして、不納欠損額は、2,217万7,547円、収入未済額は、2億2,300万2,042円。原因といたしましては、破産や生活困窮によるもの、ということであります。  続きまして、収納率が上昇した理由は。  これに対し、収納推進専門官の活用は大きな要因となっている。迅速な対応が可能となった。また、本町の職員についてもスキルアップをしている、ということでございます。  次に、国保・健康増進課の説明でございます。  平成22年度の歳入総額は、33億7,885万7,415円で、前年度と比較して、1,538万4,768円の増額。歳出総額は、33億4,837万1,453円で、前年度と比較して、508万6,361円減少している。  歳入歳出差し引き額は、3,048万5,962円、ということであります。  質疑に入りまして、医療費が前年度と比較して減少しているが、減少に向けた取り組みは。  答弁といたしまして、国保被保険者に限らず、各種健診や予防接種を実施している。国保被保険者に対しては、特定健診の受診勧奨やジェネリック医薬品の利用促進を行っている、ということでございます。  次に、平成22年の特定健診の受診状況が28.2%だが、今後の方針は。  これに対しまして、平成24年度までに65%以上の受診率にすることが国の目標。本町の受診率は国の目標にほど遠い状況である。しかし、全国の受診率が30%台なので、65%は実現可能なのか疑問視されている。本町としては、電話による勧奨を行っている。また、原爆健診と特定健診の内容をすり合わせて、片方を受診すれば両方受診したことになるよう、県と協議を行っていきたい、ということであります。  討論に入りまして、反対討論として、国保加入者に重い負担となっている国保税。国民健康保険は、町民が安心して病院を利用できるような、健康な生活をするための制度ではないのか。税の収納や事業推進だけを考えるのであれば、民間の保険会社と同じではないか。国保会計決算については認定できない。  賛成討論といたしまして、国保税の収納率が上昇したことについて努力を評価する。今後、レセプト点検の強化、ジェネリック医薬品の利用促進、多重診療の減少へ努力をしてもらうとともに、関係機関への連携を密にしてもらいたい。  採決に入り、議案第57号は、賛成多数で認定すべきと決しました。  続きまして、議案第58号、平成22年度時津町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について御報告します。  説明といたしまして、歳入合計が、524万7,251円。歳出合計が、79万9,784円。歳入として大きいものは、第三者納付金等があり、413万5,239円であります。  質疑に入りまして、支出完了の予定は。  答弁といたしまして、今後の支出完了については未定だが、会計は平成23年度で閉鎖する予定であるということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第58号は、全委員異議なく、認定すべきと決しました。  続きまして、議案第59号、平成22年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について御報告します。  説明といたしまして、歳入合計が、2億1,226万2,002円。歳出合計が、2億519万6,089円。歳入の大きいものとしては保険料があり、1億5,292万9,500円。繰り入れ金が、5,297万3,694円。  歳出の大きいものといたしまして、広域連合納付金が、1億9,472万2,994円。総務費が、882万1,009円であるということです。  質疑に入り、不納欠損額8万1,500円の件数と、収入未済額121万7,000円の件数、またその理由は。  答弁といたしまして、不納欠損の件数は16件、滞納者の人数は41名。いずれも生活困窮による納付困難が理由、ということであります。  未納者への被保険者証の発行は。  これに対し、8名の方へ短期保険証を発行している、ということであります。  討論に入り、反対討論といたしまして、後期高齢者医療制度は、医療費全体から公的負担分を差し引いた分を保険料として加入者に負担を求めている。今後、高齢者はふえ、医療費もふえ、保険料の引き上げは間違いない。  今制度は、これまで資格者証が発行できなかった高齢者に対し、発行ができるようになっている。資格者証の発行は、高齢者を医療制度から追い出すもの。こういった高齢者を窮地におとしめる今制度そのものを認めるわけにはいかないことを訴え、後期高齢者医療特別会計決算については認定しない。  賛成討論といたしまして、本町は資格者証の発行をしておらず、短期被保険者証による病院の利用が可能となっている。今後についても、高齢者への配慮をしていただき、高齢者の健康安全のため、現在の制度を十分活用していただくことを付して賛成する。  採決に入り、議案第59号は、賛成多数で認定すべきと決しました。  続きまして、議案第60号、平成22年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算について御報告いたします。  説明といたしまして、保険事業勘定は、歳入合計が、18億7,651万5,601円。歳出合計が、18億516万857円。歳入の大きいものとして保険料があり、3億6,405万9,779円。国庫支出金が、4億771万7,012円。支払基金交付金が、5億61万6,341円。県支出金が、2億5,457万4,141円。繰入金が、3億3,385万2,000円。  歳出の大きいものとしては、保険給付費があり、16億5,077万4,100円であるということであります。  介護サービス事業勘定は、歳入合計が、1,971万4,124円。歳出合計が、1,778万8,426円。歳入の大きいものとして、サービス収入があり、1,700万9,920円、歳出の大きいものとしては、事業費があり、1,514万5,426円であります。  質疑に入り、介護保険の保険給付費の伸びが落ちついてきた感じがするが、原因は。  答弁といたしまして、介護予防事業が軌道に乗ってきて、介護認定の歯どめがきいている。また、町内の介護施設の充実が一定落ちついてきたことと、介護予防事業の成果により、介護施設サービスが減少し、居宅サービスが伸びてきているため、ということであります。  次に、居宅介護の推進として、保険給付費の削減とヘルパー2級の取得を支援するような事業を考えていないか。  これに対し、平成22年度中にそういった事業は行っていない。これまでも検討したことがない。今後検討を行う、ということであります。  討論に入り、反対討論といたしまして、本町の介護保険料は、県内でも高く、町民の重い負担となっている。一定の年齢になり介護が必要になることは当然。町民の福祉と健康を守る立場から住民負担の軽減を検討すべき、保険料の負担とともに利用料の負担も大きいため、適切な介護が受けられない状況。  全国では、介護苦による痛ましい事件が相次いでおり、本町でもそういった事件がいつ起きてもおかしくない状況と考える。平成22年度の決算からも滞納額が多いことが、厳しい状態を表している。そういった事態を解決する内容になっていないことから認定には反対。  賛成討論なし。  採決に入り、議案第60号は、賛成多数で認定すべきと決しました。  続きまして、議案第61号、平成22年度時津町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について御報告します。  説明といたしまして、平成22年度の事業として、5基浄化槽設置工事、平成22年度末までに町設置分が138基、寄附採納分が52基、合計190基となっています。  質疑に入り、分担金の割合は。人槽を決める根拠は。  5人槽は、8万8,800円、7人槽は、10万2,600円、10人槽は、12万9,000円。これは、建屋の面積から人槽を計算する、ということであります。  質疑として、浄化槽の設置理由の一つとして、放流水の水質の浄化があるはず。町民の方々へは、環境への影響に基づく理解をいただいてから普及に努めているのか。  これに対し、答弁といたしまして、普及に際しては、十分説明を行っている。また、環境の保全のため、現在の保守点検の回数については検討していきたい、ということであります。  討論に入り、反対討論なし。  賛成討論といたしまして、浄化槽の自治体による設置に当たっては、河川や大村湾の浄化とともに、源水対策地域への対応を目的としている。特に源水地域の水をいかに浄化してダムに流すかが基本。全体計画で300基の内190基が設置されている。一日も早い推進をお願いしたい。  下水道使用料との格差が生じていると思われる1,000円の電気代については、再検討をお願いしたい。  採決に入り、議案第61号は、全委員異議なく、認定すべきと決しました。  続きまして、議案第62号、平成22年度時津町水道事業会計決算の認定について報告します。  説明といたしまして、建設改良費1億7,379万2,000円により、元村浄水場取水及び処理施設電気機械設備工事等のほか、管路541メートルの布設工事を行った。  次に、収益的収入について、一般会計からの繰入金及び他会計からの負担金は減少したが、給水収益等の増加により、前年比2.0%増となった。収益支出の主な減少要因は、受水費及び人事異動による人件費等の減少により、前年比10.0%減となった。  質疑に入り、老朽化に伴う設備更新の費用は。  これに対し、平成22年度から施設設備に関しての現状の調査を行った。この結果に基づいて、平成23年度中に設備更新の計画を立てる、ということであります。  次に、有収率が上昇した理由は。  これに対し、老朽化した管を布設がえしたり、漏水の修繕を行ったためということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第62号は、全委員異議なく、認定すべきと決しました。  次に、議案第63号、平成22年度時津町下水道事業会計決算の認定について御報告します。  説明といたしまして、公共用水域から水質の保全を図り、健康で快適な生活環境を確保するため、本町では昭和59年度から下水道の整備を進めている。平成22年度の建設改良費2,249万4,034円の事業費により汚水管布設工事を行い、平成22年度末の処理区域面積は515.5ヘクタール、処理区域内人口2万8,868人、下水道普及率は95.9%、水洗化率は95.6%となっている。  収益的収支については、資本的収入額6,977万7,190円に対し、資本的支出額が4億2,870万9,319円となり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億5,893万2,129円は、過年度損益勘定留保資金等で補てんしているということであります。  質疑に入り、下水処理の委託内容は。  答弁といたしまして、平成20年6月から平成23年4月まで包括委託契約を行っている。平成23年度から、プロポーザルにより新たな包括委託契約をした、ということであります。  次に、下水道施設の老朽化に伴う改築更新についての計画は。  これに対し、平成22年度中に浄化センターの長寿命化計画に向けての基礎調査を行った。平成23年度にこの調査結果に基づいた計画を作成する。その計画に基づいて、修繕、更新を行うということであります。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。  採決に入り、議案第63号は、全委員異議なく、認定すべきと決しました。
     続きまして、議案第64号、あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について御報告します。  審査方法は、まず、現地の調査を行った後、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  概要といたしまして、現在、長崎県土地開発公社が埋め立てを行っている時津町日並郷の第10工区内の2工区の3の部分に竣功工認可がおりたことにより、地方自治法第9条の5第1項の規定により、本町内に新たに生じた次の土地を確認し、同法第260条第1項の規定により字の区域を次のとおり変更するもの。  質疑に入り、緑地の計画について、基準は3%となっているが、良好な環境をつくるために、もっと緑地をつくらせてはどうか。  答弁といたしまして、全体的な計画の中で緑地3%は遵守するが、購入者にも緑地を配慮してもらえるようお願いをしていく、ということであります。  次に、建築確認は町が行うのだから、まちづくりの景観として、建物の高さや意匠、緑地の配置など、町から強い要望はできないのか。また、道路行政についても、こちらから仕掛けるぐらいの気持ちで要望できないのか。  答弁といたしまして、建築確認については、建築基準法に基づいて確認を行っているので、町独自の裁量で指摘をすることはできない。町としてお願いはするが、それ以上のことはできない。  国道については計画決定がされた時代から、県に対して早急な4車線化や拡幅の要望を行ってきたところであり、今日の整備に至っている。  今後も開発については、町として意見を述べていく、ということであります。  討論に入り、反対討論なし。  賛成討論といたしまして、日並バイパス沿いの緑化について強く要望し、賛成する。  日並地区が活性化するので賛成するが、現在でも交通渋滞の状況なので、県等と連携し、交通渋滞の解消に努めていただきたい。  埋め立ての土地の10年間の用途変更について、公有水面埋立法の遵守をお願いしたい。  採決に入り、議案第64号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  以上で、議案第57号から64号を一括して説明を終わります。  以上です。 ○副議長(相川和義君)  以上で、委員長の報告を終わります。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから1件ごとに討論、採決を行います。  まず、議案第57号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第57号、平成22年度時津町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対討論を行います。  国保問題を考える際、そもそも国保とは何かということから出発する必要があると思います。  国民健康保険法第1条は、この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする、とあります。つまり国保は、社会保障制度であります。社会保障とは、個人的リスクである病気、けが、出産、障害、死亡、加齢、失業などの、生活上の問題について、貧困を予防し、貧困者を救い、生活を安定させるために、国家または社会が所得移転によって、所得を保障し、医療や介護などの社会サービスを給付すること、またはその制度のこととなっています。  しかしながら、本町の国民健康保険は、社会保障としての役割を十分果たしているとは考えられません。貧困者を救い、生活を安定させるものとはなっておらず、逆に、貧困者を苦しめ、生活を不安定にする役割を果たしているのが実態です。  第1に、所得に対する国保税の負担の重さが異常です。私が一般質問で指摘したように、国保世帯は、本町職員と比べて、2倍から3倍の負担率です。  例えば今回の国保税の引き上げで、40歳代夫婦と子供2人の4人世帯で、課税所得200万円の場合、国保税が34万9,600円になりました。負担率は17.5%です。町民がこの負担に苦しんでいることにもっと目を向けるべきではないでしょうか。  第2に、国保加入世帯の所得の低さに対する配慮が足りません。国保加入世帯の平均所得は、平成21年度分で118万5,000円です。  私は、9月議会の一般質問で、所得200万円で、40歳代の夫婦と子供2人の4人家族の国保加入世帯は、同じ家族構成の生活保護世帯よりも所得が低くなることを指摘して、国保税は余りにも高過ぎるということを強調しました。  このように、本町の国保税は、社会保障本来の役割を果たしていないと考え、時津町の国民健康保険特別会計歳入歳出決算に反対いたします。 ○副議長(相川和義君)  次に、賛成討論の発言を許します。  6番、中原君。 ○6番(中原裕子君)  議案第57号に対して、賛成意見を述べたいと思います。  町としては、収納率がアップするように努力していただいております。また、健康増進についてもいろんな事業を実行していただいております。  しかしながら、歳出総額は33億と多額でありまして、町民の生活を考えた場合に、負担がとても大きくなっております。また、収納率が、県下では中位より下に属するということなので、税の公平性の観点から、収納率のさらなるアップをお願いしたいと思います。  特定健診の受診率もまだ低いので、それを上げたり、ジェネリック医薬品の使用率もまだまだ低いので、それをたくさん利用するようにして、歳出を減らす努力をさらに望みたいと思います。  また、健康増進のため、病気にならないために、何をしたら健康でいられるのかということを、町独自でも、さらに研究をしていただきたいと思います。  この国民皆保険という制度を維持することができるようにお願いしたいと思います。  以上の要望を付して、議案第57号を委員長報告のとおり賛成をいたします。 ○副議長(相川和義君)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第57号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第57号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第58号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第58号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第58号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第59号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第59号、平成22年度時津町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対討論をします。  この医療制度の保険料の算定は、対象者に医療費がどれだけかかるか、それに対し、公的負担を割り出し、差し引きが保険料として賦課される仕組みです。現状から考えれば、高齢者がふえ、医療費もふえて、2年ごとの見直しで保険料が引き上がることは間違いありません。  特にこの制度では、これまで資格証明の発行ができなかった高齢者に対して、発行が可能としています。今のところ資格証明の発行はされていませんが、滞納件数や滞納額がふえる可能性があります。資格証明の発行は、高齢者を医療から追い出す道です。高齢者を窮地におとしめる現在の後期高齢者医療制度そのものを認めるわけにはいかないことを訴えて、反対討論とします。 ○副議長(相川和義君)  次に、賛成討論の発言を許します。  9番、新井君。 ○9番(新井政博君)  産業厚生常任委員会に付託されました議案第59号、後期高齢者医療特別会計決算の認定について、委員長の補足を含めて、意見を申し述べます。  後期高齢者医療制度は、時津町単独でなく、県広域連合で運営されているわけでございますが、審査資料では、被保険者数を見ますと、平成22年度決算は、2,440人で、昨年に比べると、95人の増となっており、毎年100人ぐらいずつふえてきておるわけでございますが、当然のことながら、全体的にも、医療給付も増額してきているわけでございます。時津町は、医療関係が充実して、高齢者にとっては、住みやすい町となっているのも現状でございます。  徴収の状況はと申しますと、特別徴収分は年金からの直接徴収ですので100%となっていますが、この数字は、全体的な比率は74%、普通徴収分は97.14%となっていて、全体的な比率は26%となっているわけでございます。  普通徴収のこの数字を見ますと、もう少し普通徴収の努力が、もちろん、現在も努力はされているでしょうが、もっともっと努力が欲しいと思っております。滞納繰越分の収納率は41.39%であるが、滞納者の41人は生活困窮者だとお聞きしているので、徴収の際の相手側への配慮も怠らないで努力をしていただくことをお願いし、賛成意見といたします。 ○副議長(相川和義君)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第59号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第59号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第60号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第60号、平成22年度時津町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対討論をします。  時津町の介護保険料は、県内でも高く、町民に重い負担を押しつけています。その理由は、町内に介護施設が多く、利用者が多いためだと説明がありますが、一定の年齢になり、介護が必要になることは当然です。町民の福祉と健康を守る立場から、住民負担の軽減を検討すべきです。保険料の負担とともに、利用料の負担も大きいため、適切な介護を受けられない状況もあります。  全国では、介護を苦にしての痛ましい事件が相次いでいます。時津町でもそうした事件がいつ起きてもおかしくない状況だと考えます。22年度決算からも滞納額が多いことが、厳しい事態を表していると思います。そのような事態を解決する内容になっていないことから、介護保険決算に反対いたします。 ○副議長(相川和義君)
     次に、賛成討論の発言を許します。  9番、新井君。 ○9番(新井政博君)  産業厚生常任委員会に付託されました議案第60号、介護保険特別会計決算認定について、これも委員長の補足も含めて、意見を申し述べます。  介護保険事業の歳入は18億7,651万円で、歳出は18億516万円になっており、運営的には妥当な決算と言えると思います。特別徴収の未収額はゼロ円ですが、普通徴収の未収額は492万円と、これは、前年比よりも133万円ほどふえております。徴収率は98.65%と前年比の98.24%よりも少し向上しておりますが、滞納繰越分の普通徴収率は26.87%と、前年比の21.38%よりもふえているのが現状でございます。  不納欠損額が前年は211万9,100円で、今年度は161万8,800円と処理されているわけですが、この不納欠損の処理については、いろいろと賛否両論があると思うが、徴収の方法も、今後もより一層、いろんな角度から考える努力をしなければならないと考えております。  介護サービス事業勘定は、歳入が1,971万4,124円で、歳出は1,788万8,426円となっております。  時津町は、介護保険料が高いとよく言われるが、しかし、介護の充実も高齢化社会を迎えるにあたっては、避けては通れない大切な施策の一つと思っております。町が推進しているメタボ健診や老人サロンなどは、介護予防として大いに期待できるのではないかと考えていますし、保険料の高騰を抑えることもできるのではないかと思っております。  また、現在進めている第5次時津町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画の素案がまとめられようとしているが、今後、高齢者人口が急増していく社会を迎えるにあたって、どこをどのように構築していくのか、より一層の研さんを期待し、賛成意見といたします。 ○副議長(相川和義君)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第60号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第60号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第61号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  12番、矢嶋君。 ○12番(矢嶋喜久男君)  浄化槽につきましては、今現在、計画として300基のうちに190基ということで、まだまだ努力する必要があるとわかっております。ただ、非常に今、設置が難しくなったということが、高齢者のみの家庭とか、財政的な理由とか、住んでいない家等があるというような答弁があっておりましたけども、こういうふうなもろもろの条件を突破して、速やかに予定の基数まで行かれることを要望して、賛成としたいと思います。  以上です。 ○副議長(相川和義君)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第61号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第61号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第62号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  1番、川原君。 ○1番(川原貴光君)  議案第62号の賛成討論を行います。  時津町にとって、やっぱり水というのは、一番重要な問題の一つだと思います。その上水道における供給、時津町は特に、町外からも、よその市からも水をいただいているということで、水道施設の稼働率を示す、どれだけ水を有効に使っているかという、有収率ですね、これが過去5年間で、行政の努力で年々この有収率が上がってきているわけですけれども、いまだ、有収率低下の要因である漏水の状況、これが時間にして17トン、1日に換算しますと400トン強が漏水していると、その漏水確認がされていますが、1日に大体時津町で8,000トン使ったとして、5%ぐらいが流れてしまっている、もったいない状況でありますので、今後、この漏水調査など、綿密な調査、そしてそれに対する早期の対応、対策、これを万全に行っていただいて、そのことで結果的には給水の単価も安くなっていくと思いますし、住民の負担もちょっとでも軽減できれば幸いだと思っています。  したがって、この時津町の貴重な水を有効に、大事に使っていただくことを前提に賛成いたします。  以上です。 ○副議長(相川和義君)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第62号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第62号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第63号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  3番、吉川君。 ○3番(吉川 勝君)  議案第63号について意見を申し上げます。  時津町下水道の平成22年度末の処理区域面積は515.7ヘクタール、処理区域内人口2万8,868人、下水道普及率95.9%、水洗化率95.6%となりました。  決算におきましても、1億6,200万円余の純利益を計上しており、今後も下水道の未整備区域の解消に努め、下水道普及率の向上と水洗化の推進を徹底していくよう求めて、賛成意見といたします。  以上です。 ○副議長(相川和義君)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第63号に対する委員長の報告は認定であります。  議案第63号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は認定されました。  次に、議案第64号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  11番、辻君。 ○11番(辻 和生君)  本議案に、委員長報告に賛成の立場で意見を付しておきたいと思います。  この埋め立ては、平成35年を目標に完了するという予定になっておりますが、その予定が、見込みが厳しいという回答がございました。そういう中で、一日も、一年でも早く、その埋め立てが完成するように、県当局、それから事業主体である公社に強く要望、要請を当局からしていただきたいというふうに思います。  それから、賛成意見でも出ておりましたけれども、この日並バイパス沿いの緑化が非常に乏しくなっております。7工区は、緑化が国道沿線は立派になっておりまして、この日並バイパス、いわゆる県道奥の平線は、手前のほうだけ低木の緑化が、こちらから行くと、時津側のほう、8工区側が一部緑化されただけでありまして、沿線の緑化が非常に乏しいようであります。そういった意味から、緑化対策をもっと積極的に進めていただくように、町当局においても、県及び事業主体である公社に対して強く要望をしていただきたいというふうに思います。  それから最後に、埋め立てをされて、広大な土地を求められる商業施設、この商業施設が開店と同時にシャッターが閉まるというようなことがあってはならない。せっかくの有効な用地を住民の理解、そしてまた、県の事業の推進というようなことで、きれいな町並みができておるわけですが、そうした商業地域、あるいは今後、工業地域ができるでありましょう、そういったところが、購入をされて、転売されたりとか、そして先ほど申しましたように、シャッター街になるようなことがないように、やはり十分当局において、その販売におけるときの条件その他は厳しく指導をしていただきたい。特に公有水面埋立法に基づくこの許可基準、承認基準というのがございまして、長崎県は特に、この転売禁止要綱というのは、他県に比べると若干柔軟な姿勢を持っておるようでございますので、そういった意味から、埋め立ての土地の、最低10年というものについては、転売をされないように、ぜひ、県当局、事業主体当局に、町のほうから要望をしていただくことを付して、意見を申し上げて、第64号について賛成の討論といたします。  以上でございます。 ○副議長(相川和義君)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第64号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第64号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  ~日程第11 所管事務調査報告について 日程第12 所管事務調査報告について  日程第13 所管事務調査報告について~ ○副議長(相川和義君)  日程第11から日程第13、所管事務調査についての3件を一括議題とします。  本件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長、総務文教常任委員長から、目下調査中の事件につき、会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出があります  お諮りします。
     ただいまの3委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、日程第11から日程第13、所管事務調査についての3件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長、総務文教常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。         ~日程第14 議員の派遣研修会等の報告について~ ○副議長(相川和義君)  日程第14、議員の派遣研修会等の報告についての件を議題とします。  お諮りします。  会議規則第122条の規定に基づき、決定した議員の派遣について、その結果は、お手元に配付の報告書のとおりであります。  この報告書に御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付した報告書のとおりと決しました。            ~日程第15 議員の派遣について~ ○副議長(相川和義君)  日程第15、議員の派遣についての件を議題とします。  お諮りします。  議員研修会等については、会議規則第122条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、本町議会からそれぞれの議員を派遣することにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付のとおり、本町議員を派遣することに決しました。  以上で、本定例会に付議された案件の審議は、全部終了しました。  最後に、町長からあいさつがあります。  町長。 ○町長(平瀬 研君)  議会の閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げたいと思います。  今議会が最後ということでございました。直前に、議長のアクシデントがあったわけでございますが、相川副議長が、十分に、立派に、議長職を代行されたということに、敬意をまず表したいと思います。  各議案につきまして、慎重に御審議をいただき、認定、可決をいただきましたことに対しまして、心からお礼を申し上げたいと思います。  一部、反対の討論もございましたが、やはり、理由につきましては十分わかるわけでございますが、ルールを守ってルールに守られるという制度でなければ、崩壊をしてしまうということも言えるんではないかと思います。  そういうことも含めまして、今回、反対、賛成、討論をいただきましたことを十分に引き継ぎまして、今後の行政、行財政運営に努めていただきたいと、そのように思う次第でございます。  台風一過、少し涼しくなりましたが、よそは、この台風のもと、また大きな被害が出ております。お見舞いを申し上げ、一方、本町の安全・安心に感謝をいたしたいと、そのように思います。  今から、気候的にはいい気候になります。どうぞ、御自愛をいただきまして、御活躍をいただきますようにお願いをいたします。  きょうは、わざわざ、議長がこの後来て、お言葉をいただくということでございましたので、12年分のお礼につきましては、その後時間をいただいてあるようでございます。その折に、簡単に皆様方にお礼を申し上げたいと思います。  また、わざわざ花束までいただくということでございまして、ちょっと恐縮をしつつ、まあ、ビール券のほうが持って帰りやすかったかなと、そんな思いもしておりますが、本当に皆様方にお礼を心から申し上げまして、本議会の閉会に当たりますお礼にかえさせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(相川和義君)  町長のあいさつを終わります。  これをもって、平成23年第3回時津町議会定例会を閉会します。  どうもお疲れさまでした。             (閉議、閉会 午前10時53分)...